元利均等返済シミュレーション

留 意 事 項  

(2004/2/23版) 

 現バージョンに限った使用上の留意点を掲載します。
今後、メールを戴いた御意見を参考にして充実して参ります。


メイン  −−   留意事項   /お便りから  利用・技術情報       未対応要望     苦言     対応済要望     バグ等指摘     近況       感想     その他


−− 主要項目 −−

 1.− 初心者の方へ   2.− 償還表復元要領    3.− ボーナス補正   4.− 年金融資の月々返済    5.− 微妙な誤差について    6.− 変更処理の検定   7.− 月回について    8.− 繰上返済(内入)    9.− 初回日歩補正    10.− 複数立ち上げの妙    11.− リサイズ機能    12.− 期限一括弁済   13.− 公庫返済のマニュアル処理 −−

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1.−− 初心者の方へ −−

1.1.留意点

 [メモ記載]は、現表示内容を1行でメモに記載し、1期分、時間を進めるということ。

この作業はこのプログラムのどんなに複雑で高度な機能であっても利用している原点中の原点の機能で、この動作結果(メモへの1行化)理解できずに前へ進むことは推奨いたしません。 逆に言えば、ここさえ押さえれば、このプログラム全容の理解がより簡単に出来ると感じています。

 Ver6.4以降リリースされた回分欄の左下の小さいボタン(日利機能「内入れ」の[日後][月後]機能は、初心者の方は相当理解が進み実用に供したい時よりご利用下さい。混乱の元になりかねません。

 時間的な初期化は、上部分の基本事項の各欄をクリックしただけでもされる。が、メモはクリアーされない。

1.2.次の程度は操作して、その内容をご理解下さい。

 初心者の方は、

 初心者にとって必要な記入欄やボタンは、上部基本設定部分(スタート年金利返済期間・スタート総元金・ボーナス返済割合) と 個別返済額頁の 元金欄(スタート総元金・ボーナス返済割合の代わり) と 1期分の回分欄 及び [メモ記載]ボタン くらいだ、と大まかに把握下さい。

 最下段に「ヒント」があることを忘れずにマウスを動かして以下進めて下さい。

まずは、個別返済額頁の各数値の理解 と [メモ記載]ボタンでともかく1期分経過する事の理解。

  (基本設定各欄クリックで経過初期化、さらに、[メモクリアー]と[メモ帯]ボタンの理解)

第2に、[メモ記載]直後のメモ頁(月返済・ボーナス返済)との関係、特にその数値対応の理解。

第3に、個別返済額頁の1期分=メモの1行の理解 と [メモ記載]で元金残が次期の元金への理解。

  (1期分=6回で[メモ記載]を1回押した時 と 1期分=1回で[メモ記載]を6回押した時 のメモの相違)

第4に、均等返済額が7万円となるような元金額を求めてみて下さい。

  (一気に難しい質問ですが、個別返済額頁の[検索]ボタンで簡単に求まることを確認して下さい。)

次に初級として、第1パスワードでの一括表頁の「A4・横置き・・・」の各ボタンの反応とその理解

  (返済期間を長く設定すると時間が掛かるので、15年から20年ぐらいに設定して1通り試行確認を!)

  (一種のマクロで実用表とは異なりますが、メモ1行が計算原則で毅然と独立していることの理解も!)

そして、一括表頁の「月次返済表の・・」償還表の作成「作成メモの・・」応用へとステップアップ下さい。

 (ここから先は中級で、一言で表せば「償還表をいかに金融機関のものに近づけるか?」に尽きますが、複数融資の複合化や累積・累計、及び、 繰上返済や途中金利変更への対応とその比較検討が課題となりましょう。・・・作業の効率化や一発機能が随所に存在しますが、最下段に「ヒント」があることを忘れずにマウスを動かして要所要所で確認してみて下さい)


2.−− 償還表復元要領 −−

 現在の金融機関提供の償還表と同一な物を作成できなければ、その後の金利変更繰上返済に際し、どんな高度な検討や検証を行っても所詮概略計算でとどまり、計算機ソフトの活用として余り気持ちの良いものではありません。

 応用編として、金融機関提供の償還表と同一な物を作成する要点を次に記載します。

2.1.初回補正の要点

 初回補正には利用形態により2つの方法があります。

1つ目はメールウェア以下での活用で、「個別返済額算定」の回分欄左の小さいボタンの活用。これにより実際の日数にて日歩補正を行います。「一括表」が使えませんので最後まで個別返済額算定のマニュアル(手動)で償還表を作成しなければなりません。

2つ目はシェアウェアの方で、「編成一括」で直接日付を指定した上で一括表のような機能を使って一気に完成させます。この場合の月回は具体的な平成年の表示になります。

     困ったときは下記9.−− 初回日歩補正 −−も参照のこと

2.2.ボーナス返済額の合わせ方

 ボーナス返済額の合わせ方の留意点は

まずは、基本事項の設定だけで、通常の返済回のボーナス均等返済額が大きく異なる場合は、【個別返済額算定】の真ん中”第1回=6ヶ月分”と記載の上の欄が重要で、初回返済までの月単位の調整が必要な場合があります−−この調整は金融機関により採用不採用はマチマチです−−。例えシェアウェアの方でもここでの事前の設定が必要で、その後に【編成一括】で処理します。

あとは、上の初回補正と同様の処置を行います。

2.3.1円未満の端数処理

 ここまで出来れば、後は端数処理です。

スタート年金利欄の下に3つの色が有りますが、ここをクリックして色々設定してみて下さい。そこで経過上の1円から数円の誤差が補正可能です。

     困ったときは下記5.−− 微妙な誤差について −−も参照のこと

2.4.月回増減

 さらに、メールウェアの方は合算や後々のシミュレの為に月回増減を済ませておきます。

シェアウェアの方は、月回は具体的な平成年の表示ですのでこの作業は不要です。

     困ったときは下記7.−− 月回について −−も参照のこと

2.5.メールによる問い合わせ

 以上の操作で作業しても償還表に一致しない場合はお申し出下さい。ホームページに記載の要領の雛形でお送りいただければ再現サービスさせていただきます。


3.−− ボーナス補正−−

3.1.ボーナス返済の途中月で金利が変更した場合利用

 「月割配分方式」固定で、加重平均である換算金利を適用することで仮想的に実現しています。月・ボーナス表で該当部分を検索後一括自動でボーナス(第2)返済表に反映させます。 Ver7.0以降では「元入優先SoM」と「均等額優先SxM」が選択できるようになっています。

3.2.(留意事項)繰上金利検討ナビ上での変更操作

  「ボーナス補正」処理したカレント表の金利変更等は、一旦「ボーナス補正」を解除した上で金利変更処理し、再度「ボーナス補正」をして下さい。

 ただし、既存のボーナス補正の影響がない行での金利変更はわざわざ解除の必要はありません。が、新しい変更部分で「ボーナス補正」をする必要が生じる場合もありますので、最後に「ボーナス補正」ボタンを押しておく方が無難です。

3.2.1. ×の金利変更取消への変更は

 「ボーナス補正」を自動実行した処理(SoM等記載)のものは、「ボーナス補正」ボタンの右にある小さいボタン「自動取消・復元」を一旦した上で、金利変更取消×の設定を加え、[上記設定でカレント再計算/新]ボタン後に[ボーナス補正]ボタンとして下さい。

3.2.2. ○金利変更は 

 「ボーナス補正」を自動実行した処理(SoM等記載)のものは、「ボーナス補正」ボタンの右にある小さいボタン「自動取消・復元」を一旦した上で、金利変更設定を加え、[上記設定でカレント再計算/新]ボタン後に[ボーナス補正]ボタンとして下さい。

3.2.3.

 解除後、該当月回の[翌%]に数値表示ある行(実際の金利変更月回)の金利に対しての処理変更すれば良く、この間、再度[解析スタート]等の必要はありません。

 注.上記表記月回近辺で繰上返済が介在する場合でも対応したつもりですが、正常に処理されない場合があるかも知れません。処理後、本体「複合編成」頁のカレント両表をよく確認し、適用金利に誤りの無いようにして下さい。


4.−− 年金融資の月々返済 −−

4.1.年金の月々返済には原則対応していません 

 年金の月々返済額算定は6ヶ月単位が基本で、月々返済額はボーナス方式で計算した6等分で計算されるため、月々の明細がこのソフトの計算原則では起こせないため、原則ですが不能なのです。

 当ソフトは月々では月毎の計算原則を貫いたシステムです

4.1.1. 比較検討のみでのご利用なら

  全てをボーナス返済として(段階金利ならば公庫等の通常ボタンで)処理していただければ何ら支障無く誤りもありません

4.1.2. 月次返済表が必要な場合は、

 利息部分・元入れ部分が不明で適用では正確な表作成は原則無理です。

 ただし、近似的に返済額を同じにしたり金利を割り増したりするテクニックで処理するか、再計算ナビ等で近似的に仕上げることは可能です。 ( →次の項参照 )

4.1.3. 詳細は利用・技術情報zoobora様のところで詳しく解説しています

4.2.が、便宜的対応は年金特別」ボタンで可能

 まあ、金融機関から提示された「償還表」とにらめっこしながら一度おためし下さい。実施運用には、上記原則と下記仕様を十分理解した上でご利用下さい。

4.2.1.仕様

 1.仮のボーナス返済(「年金元」と称す)を一旦必ず経て特別に月返済算定する

     最終求めた「月返済表」とこの年金元であるボ表とを’ペア保存’の必要性は 

 2.繰上・金利変更等途中変更は、必ず年金元を通じて行う必要がある

    この時に、上’ペア保存’された年金元のボ表が活用される為

 3.初回返済はむしろ設定を必要条件とする

     3月と9月に一括して金融機関から年金機関へ返済される

 4.年金元の各回返済時点は必ず3月又は9月返済時とする

  当然、年金元の初回は、返済開始直後の3月又は9月となる必要がある

  よって、月返済最終回も3月又は9月となり、指定年を満たさない場合がある

     初回返済が直後にやってくる3月か9月でどうしても6ヶ月に満たないケース

 5.年金元の1回を、初回では指定回に、通常では6回に、原則均等分割

  ( 年金元の1回を通常の場合利息・元入額を6等分し1−5回は端数切り捨て

   6回目はその差引残額、を強制自動案分して月返済分を算定する)

 6.当ソフトの計算原則を保持するため各月返済の年金利は自動算定変動させる

     当ソフトの計算原則に強引に合致させるための処置だが、むしろ実質金利!

 7.返済手数料・団信特約料等諸費用も特別にオプションで含ませることが可能

  方式は、6.同様各月返済の年金利を自動算定変動させ、利息額に含ませる

     逆に諸経費排除の当ソフト計算原則に外れるが毎月の支払いなので可とす

 8.本来のボーナス返済は、別途「公庫」等を準用して算定(諸費用の含有不可)

     上との一貫性がとれないが今後の課題とすることに・・

尚、ある年金返済の例での「1円未満端数処理」設定は−−−−でした。


5.−− 微妙な誤差について −−

5.1.金融機関提示の償還表との誤差について

 微妙に変わっていれば、次の点が考えられます。

 計算上の返済均等額・利息額の1円未満の端数処理の問題で、切り上げるのか四捨五入か切り捨てなのか?

 さらに金利計算上元金部分を何円かで切り捨てた上で計算する「付利単位」の設定が出来ます。

 これらは、基本設定で指定します。→→スタート年金利欄の下にかの3つの小さい四角があると思いますが、そこをクリックして指定変更します。色々試してみてその銀行の処理の仕方を見つけて下さい。

   当方で把握していることは、金利計算は「切り捨て」としてまずは間違いありません。

  後で訴訟沙汰となっても金融機関が不当な金利を徴収していると弁明されるのをさけ

  るためです。付利単位については1円100円と言うところですが、返済均等額につ

  いては本当にまちまちです。よく調べてみて下さい。

 尚、当プログラムは基本的に1期単位(1行単位)で返済均等額を再計算しているため、[メモ記載]ボタンのみでは、途中で最終回の残元金額を0円へなるよう返済均等額が変更されていく傾向があります。

 このようなことを防ぐ目的や省力化策として、何期分かを一定で一気に扱う[5期分][10期分][期分][最終まで]等々のボタンが用意され、さらに補完する意味で[直前]ボタンや{常時}チェックが存在します。


6.−− 変更処理の検定−−

6.1.大局的判断−繰上金利検討ナビを利用

 私共が、プログラムミスを最終検定するときによく利用するのが、[元化→][新化→]の両ボタンの活用です。

これは単純な金利の総計の比較ですが、ある処理が最終的に適正かどうか判断するのに使います。逆の操作をして元に戻るかを確認するだけでも大局的な判断が可能です。この時、万一操作ミスやプログラム仕様の誤認でない場合は、プログラムのミス(バグ)が考えられますので是非ご一報下さい。

6.2.局所的判断−複合編成上の各表を利用

 各行は[1円未満の端数処理]の設定の影響のみを受けること以外は、その各数値及び各数値間の関連性は、いかなる他の数値や設定に影響されず1行として独立して正確です。  (計算原則絶対性・・・ユーザーは処理条件を変えない限り利息額自体は絶対動かせない原則、及び”新元金=元金-元入小計”元金-元入小計や元利均等では”1期回数×均等返済額=利息小計+元入小計”{元金均等では筏金均等では1期回数×均等元金額=元入小計元入小計}等々の基本計算原則は毅然として1行の中に成立しております。−−ただし、初回計算補正を利用して1期回数が1より大きい場合のみ特殊な処理をしています−−)

 一見高度な機能といえども、上下関連性を制御したり、金利(%)の変更や均等額・元入額の指定を間接的・直接的に変更することにより成り立っています。

 以上の原則により、変更前・後の検定は

   金利(%)の場合   指定部分で金利(%表記)が思うとおり変更されているか

   繰上返済の場合   繰上(内入れ)行が指定通り新設ないし変更されているか

   均等額・元入額の間接指定等の場合   変更したくない部分が変更されていないか

   償還表の再現の場合   新元金が償還表と各行で一致しているか

等々の比較チェックで十分可能です。  この時、大きな金額の相違は明らかに設定ミスかプログラム仕様の誤認ですのでより細部の検討が必要となります。尚、1円から数円の誤差なら[1円未満の端数処理]の設定の影響を疑って下さい。


7.−− 月回について −−

7.1.月回の意味

 当初は融資から何ヶ月目と言う意味でスタートし、右の何年・何ヶ月目との表現換算の元を成しています。

しかし、[月回増減]と言う操作でボーナスが6ヶ月目からスタートするものを月々分との月差を埋めるものに流用されてそのアヤを埋める形に発展(合成表・印刷用への対応のみ)し、その後、初回返済の日歩補正にて平成の年号表示にも使われて現在に至っております。

 Ver6.4以降では、月回の表示を、一般的な「月目」表示か、編成一括に依存した「平成」表示か、厳密化しております。

7.2.留意点

 カレント表では、12月の表現は翌年表示で常に0となります。この表現の補正は合成表にて行われます。

 計算ナビ系の{繰上返済}や{金利変更}、さらに「繰金ナビ」での運用での月回は、必ずカレント両表月回表示を利用下さい。指定該当月回が存在しない場合、無視されたり誤計算の元となります。

 初回補正を通さず[月回増減]操作は何ヶ月目という純粋表示のためもので、返済額がそれに応じて計算されるわけではありません。

 初回補正等、平成表示の場合は「編成一括」頁の各日付設定が暗黙の内に流用されます。又返済額は初回のみ日歩で補正します。

 個別返済額算定やボーナス第2返済化で指定した場合は、返済額が月単位でそれに応じて計算されたものとなり、さらに初回補正で初回を日歩で調整することも編成一括頁で可能です。(メールウェア以下でも個別返済額算定の頁で設定することは可能ですが一括表が利用できませんので最後までこの頁で処理します)


8.−− 繰上返済(内入) −−

当初的な算定をすました後

[繰上返済追記]又は[繰上金利検討ナビ]でOK

勿論[期間短縮型][期間同一型]ともに処理可能


8.1. 参考 (当ソフトの機能を確認・勉強の為程度に残存)

*************以下は以前のマニュアル***************

繰り上げ返済時、期間短縮型で以後の処理をするとき

8.1.1. 個別返済額算定ページでのマニュアル処理で対応

 ポイント:均等返済額が繰上返済後も以前と無変動で処理したい

1.内入れ額を記入時の注意

  [内入]ボタンの直上の年月表示が、繰上の年月になっているか確認(間違いやすい)

2.以後処理

 以前のバージョンなら[メモ記載]ボタンを押す前に、黄色の均等返済額欄の右に[直前]というボタンが出現していれば、[メモ記載]ボタンを押す前にそれを押すことを一連の作業に追加します。 

 Ver4.7以降、いちいち[直前]ボタンを押す作業を省略するため[直前]ボタンの近くに[常時]というチェックボタン新設しました。これで、均等返済額が一定化されます。

3.[最後]ボタン等使用時の注意

 [最後]ボタン等で元金残がマイナスになるとその時点で処理が終了するようになっていますが、1期分を12ヶ月では、たとえ2ヶ月目でマイナスとなっても残り10ヶ月分はぐるぐると逆に預金しているが如く処理してしまいます・・ので・・その終了年1年前位まで[期分]ボタンで一気に処理し、1期分を1回(月々なら1ヶ月、ボーナスなら6ヶ月)に変更という過程が必要です。−−−完済終了時期が早まりその時を確認の為

8.1.2.より簡単に(再計算ナビ処理)

 再計算ナビで対応

 公庫等の処理はマニュアルではそのものの再現自体が煩わしく、各種定形型で一旦最後まで処理して、Ver4.7以降新設の再計算ナビゲーターで調整加工再計算する方がより早いでしょう。下の簡易例では6〜7ステップ で、さらに複雑な加工も可能となり、変更も自在です。

 [一括表/住宅公庫/月返済]表出力

 [複合編成/再計算ナビ]→ナビオープン

 再計算ナビ/繰り上げ時期の行選択→「内入れ額」タイプ→[内入行挿入]→

 返済額下表通にチェック有り確認→[最後行迄一気]→算出

    (注)編成一括による自動作成表を変更した場合、ここでマニュアルパック保存の上

        編成一括のパックリストもマニュアルパック呼び出しに変更して下さい。

8.1.3.よりより単純に(マニュアル処理)

 繰り上げ返済時、マニュアルで単純に処理をしたい

 難しく考えずに単純に基本機能で対応

 単純なマニュアル処理では、お手元に銀行の返済表があるはずですが、繰り上げ返済時の元金残額から繰り上げ返済金額差し引いたものを新規のスタート元金として入力し、後は、返済期間を調整して入力すれば、連続性は途切れますが、今後の返済表として簡単に作れます。(基本設定後、期間短縮型なら均等返済額欄に以前と同一の返済額をタイプして、期間同一型ならそのままで、[最後まで]ボタンでok)

**************以上は以前のマニュアル**************


9.−− 初回日歩補正 −−

9.1日歩補正の利用について

 マニュアルでの利用は「Ver6.4=公開版Ver6.2との相違」の2.で詳しく解説されていますので、そちらをご覧下さい。

9.2初回日歩補正の他の頁での利用について                                      

 Ver4.9以降、初回日歩補正は補正有無・日付編成一括の頁で設定して他の頁でも利用可能となりました。しかし、一般のメモには表示されませんので、検討程度にご利用いただき、正規には複合編成の印刷機能を利用下さい。


10.−− 複数立ち上げの妙 −−

10.1.数値やグラフ比較時、コメント参照で処理をするとき等

 当ソフトは複数立ち上げられるので、条件の違いで数値比較したい場合や2つ以上のグラフ比較、また、操作のコメントを見ながら操作したい時等、活用すれば作業効率がよいはずです。

ただし、広い画面とリソースの許す限り・・・


11.−− リサイズ機能 −−

 Ver4.0以降Ver4.8までは、プログラムが通常版(U版)リサイズ版(R版)と2つありましたが、Ver4.9以降一本化しています。

 旧来のリサイズ時、相当な時間がかかるという最大の欠点は解消されています。

留意していただきたいことは次の2点です。

 1.フォームの右下等利用してリサイズした場合

    フォームの再下段帯状のヒント欄に触れたとき内部リサイズします。

 2.リサイズを何度も繰り返したとき表示がいびつになる場合有り

    このときは、設定頁の[再起動]ボタンで再起動すれば直ります。


12.−− 期限一括弁済 −−

期限一括弁済金額(バルーン?)を指定したい場合。

12.1. 例1.100万円・年金利2.5%で借りるが、5年後に40万円返済して

   ローン契約を解消したい場合の月々均等返済額を求めたい。

 指定事項:スタート元金100万円・スタート年金利2.5%・返済期間5年・

ボーナス分返済割合0% (例での端数処理設定は切り上げ切り捨て=共に緑色)

操作:

1期分の年欄をダブルクリックして1期分=返済期間5年(全期間指定)→

[検索]→算出要求値/均等返済額/月に指定

指定検索金額欄400000とタイプ

左記各値/元金残欄の右のに指定→[スタート]ボタン

   →→→これで均等返済額\11,482が算定され元金残\399,954を表示。

       ただし、ちょうど5年目の月は均等返済額\11,482+元金残\399,954で合計\411,436の

      支払で完済することに留意。

       返済額の1円差は大きく元金残はキッチリ40万円となりませんが、[確定]ボタンを押して

      念のため、「均等返済額」と書かれた部分を右クリックして1円減らせ、\11,481と変更すると、

      元金残が\400,018となります。

12.2. 例2.100万円の商品を借入金利2.5%で買ったが、5年後40万円で中古処分

   可能である場合、月々の実質経費(均等返済額)内訳を算定したい。

操作:例1.と同様操作=均等返済額算定でイコール実質経費総額を算出

 さらに月々の内訳をみたい場合:  

続けて[確定]ボタンで検索窓を閉じ→均等返済額欄右クリックコピー

月の回分欄をダブルクリックして1期分=1ヶ月に指定

均等返済額欄右クリック貼り付け→[最後まで]ボタン

   →→→これで返済額表がメモに表示されました。

      →→ここで支払利息小計は月々利息経費

      →→    元入額小計は月々償却額経費 とみなし活用

    もちろん1期分ある期間に設定することで、上記1ヶ月月々ある期間と読み替えられます。


13.−− 公庫返済のマニュアル処理 −−

13.1.マニュアルで公庫返済を再現したい

13.1.1.個別返済額算定でゆとり返済

個別返済額算定での公庫ゆとり返済マニュアル・・・公庫のゆとり返済では1期5年、第1期の残返済回数を月は600・ボーナスは100と共に変更しボタンon、第2期はそのままボタンon、第3期は下の年金利欄に11年目以降の金利4%を記入してボタンon、第4期以降はそのままボタンonで処理します。これなら35年返済でも7行で済みます)

個別返済額算定での公庫ゆとり返済マニュアル・・・公庫のゆとり返済では1期1年と設定し、残返済回数を月は600・ボーナスは100と共に変更し[5期分]ボタンon、次はそのまま[5期分]ボタンon、次は下の年金利欄に11年目以降の金利4%を記入して[ ]期分ボタンに残り年数をタイプしてon、で処理します。これで35年返済なら1年毎の35行で済みます-->この場合メモの支払回数が2-5年部分で多少おかしいですが、均等返済額が固定されているため金額部分は正確に求まっています。-->これを計算ナビゲーターに通す残存回数の整合性をとる必要が生じますますので、その際は留意が必要ですが、完璧な表とする事が出来ます)

13.1.2.個別返済額算定で通常返済

 上のマニュアル例2を参考にすれば簡単です。・・残返済回数を入力せずそのまま処理するだけ!


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                                    作者:浩田古




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上記案内更新2009/12/30

平成11年8月26日新設以来通算