このページは2004/2/16更新
03/10/31創設
バージョンVer7.4 の更新概要 1.カレント両表の独立フォーム化(全ユーザー・機能に対応) 従来、[複合編成]にあったカレント両表を独立した窓(フォーム)に移設。 月・ボーナスの一方ずつしか確認できなかったこの表を同時横表示や同時縦表示 も可能な様に変更。さらに、この窓は位置・大きさとも自在変更可能な仕様で、 表内部のコラム欄の大きさも拡大・縮小に対応して表現法の多様性を確保。 これにより、月・ボーナス同士の比較は勿論、[複合編成]の合成表との比較も 容易になります。その上、リアルタイムに動作の同時確認が可能となり理解の手 助けとなり、しいては間違いも低減されます。 従来ではメールウェア以上でしか見られなかったカレント両表がフリーウェアユー ザーにも見られるようになり、よりリアルタイムに各機能確認が可能となります。さ らに高度な機能を利用する上で動作の確認や変更比較が大変しやすくなり、作業 の効率化が図れます。 尚、従来の両表も小さなディスプレーのためにも半自動的にコピーするようにして 残しています。性能上大きなディスプレー程利用快適性が増します。 (当方計測で6%程度の処理速度低減有) 2.カレント両表窓に一時記憶・呼出設置(全ユーザー・機能に対応) 上記1.の窓に両表丸ごとワンタッチで一時記憶・呼出可能となる機能を5組 設け、より機動的に複数の両表作業や比較作業ができるように新設。 このことによるシミュレーションとしての利便性の向上は絶大で、必ずやお役に 立てると存じます。 例えば、操作途中経過を順次記憶してのワンタッチ比較、さらに各種繰上や金利 変更等々の事前・事後比較がワンタッチで可能となり、しかも表示されているのが カレント両表データそのものですので、その修正等に即対応可能です。 ただし、月・ボーナスの各メモには反映されません。 3.「延長」機能の設置 (繰上金利ナビ機能) 期間短縮等は繰上返済や金利低下時の対処機能ですが、その後、その逆に 金利高等招いたとき、均等額変更を余儀なくされます。その時に於ける対処機能 と考えられる処理方法選択の追加設置です。 「一度短縮されたものは金利高時等でも直前での期間を変えない再計算モード がほしい」旨の要望があり、何とか今回設置実現出来ました。 この機能の要望は相当以前にもあり、バタバタとしてか?当時チャレンジしてうま くいかなくて残念したのか?ついぞ忘れてしまいましたが、今回、けん様よりの要 望により実現いたしました。 「繰金ナビ」での[延長]というチェック欄の選択有無での対応です。 使用法: (従来機能−チェック有−のみでは均等額不変のままですと 当初契約期間の方へ延長して処理されてしまいます。それを 認めている金融機関ならばよいのですが、返済額増加により 対処を迫られる時、均等額計算によりここのチェック無しにす ることで、最終で元金が大きく残ったりすることを防ぎます) 延長しない場合を選択して処理すると、支払回数は最後が1となるように 最初の1行を除いて変更します。再度「延長」を指定して処理することは可能です。 4.「残回数」機能の設置 (再計算ナビ機能) 上記3.の計算の基礎処理となる機能追加です。指定時点以降(行)の全ての 支払回数の変更(1期=1回の場合に、最終回で支払回数1となるように各行設定) をワンタッチで実現する[残回数一括変換]という機能です。 →元に戻したいとき は上の行を指定して再度onで元に戻せます。 この「再計算ナビ」によるこの処理であれば自在です。 (ただし、最初の行を指定して実行した場合は当然元に戻せません ので再度[再計算ナビ]のボタンを押して再コピー等で対処します) さらにここでは、例えば1期=6ヶ月等での償還表に繰上返済を処理したような場 合、最後の行が本来なら6ヶ月未満で終了してしまうものでも6ヶ月で過剰処理し てしまいますが、本来の月数(残回数)に修正し1期の回数もその月数にさせる仕様 となっています。 →ただし、元に戻したいときは上の行を指定して再度onで同様 に元に戻せますが、1期の回数はそのままです。 5.[直前]ボタンと「常時」表示のバグ訂正(個別返済額算定頁) 本来、[直前]ボタン表示や「常時」の指定は当初(期間初期化直後)は出来ない 非表示のつもりのもので・・・、機能そのものは高度な処理で頻繁に利用しているも のの、設置後ほとんどいじったりしていなかったものですから発見が遅れました。 途中で前数値と比較して出現したり消えたりは仕様ですが、下記のバグと 相まって混乱が深まる可能性があります。が、ここでの操作以外のより高度な 機能には一切関係しません。 6.元金0指定時後の幽霊値出現のバグ訂正(個別返済額算定頁) 上記と共にメールで指摘され確認しますと、以前の計算値や設定値が幽霊のよう に出現し私共もびっくりしました。 症状は、月々やボーナスの元金を共に入力してそのまま[メモ記載]ボタンを押し た等々後、期間初期化(基本設定欄どこかをクリック)後どちらかの元金を 0 に設 定変更して、期間初期化せずに直接[メモ記載]ボタンを押したときに 0 に設定し た各欄で幽霊のように数値が現れます。 基本的ではあるものの特殊な場合の操作確認が不足していたものですから発見 が遅れました。より高度な機能には一切関係しませんが、マニュアルでの基本中 の基本的な操作部なので上記のバグと共に混乱された方も多いのでは?、と申し 訳なく存じます。 7.その他バグ訂正・使い勝手の向上 「再計算ナビ」における変更作業での月回項目の異常表示。 等々、バク訂正。 「再計算ナビ」におけるカレント表のコピー(ボタンon直後)のカレント表なのか? 制御の変更を加えた制御表なのか?の識別表示。 合成返済表の[印刷]で、繰上返済(内入)の項目の累積表示の最適表示化。 同様に合成ボーナス表の[印刷]でも、繰上返済(内入)の項目の最適表示化。 等々、使い勝手の向上。 |
|
管理人への E-MAILは 1@hirotako.net |
平成15年10月31日新設以来通算